家計消費の経済分析(2)

家計消費、支出形態の違いで今後の回復スピードに違いも
~家計消費の6割を占める「サービス」の回復遅れに懸念~

GDP(国内総生産)の55%程度を占める民間最終消費支出(個人消費)は、経済を下支えすることが期待されるとともに、安定した経済成長に欠かせない存在である。新型コロナウイルスによる影響で落ち込んだ個人消費の回復は、形態によってスピードが大きく異なると予測される。本レポートでは、国民経済計算で区分される形態別家計最終消費支出(家計消費支出)の見通しについて焦点を当て分析した。


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