先行き見通しDIについての考察(2)

先行き見通しは「3カ月後」も6割弱で『悪い』と見込む
~新型コロナの感染拡大で先行き見通しのばらつきは拡大~

2020年11月の「TDB景気動向調査」の景気DIは、35.4(前月比1.6ポイント増)となり、6カ月連続のプラスとなった。Go To キャンペーンなどの各種施策の効果もあり、人の移動が活発化したことで、観光関連の業種を中心に持ち直しの動きとなっている。しかし、新型コロナウイルスの感染者数が再び拡大傾向にあるなか、今後の先行き見通しは、2020年にばらつきが大きくなってきている。

「3カ月後」の先行き見通しについての回答の構成比
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注:横軸は、「3カ月後」の先行き見通しの各選択肢、縦軸は、各選択肢の構成比(%)
出所:帝国データバンク「TDB景気動向調査」

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