TDB圏域別景気DI(2020年12月)

12月の景況感が悪化した圏域数、前月から倍増
~ 「1年後」の見通しは上向きを期待する圏域が多い ~

TDB景気動向調査(2020年12月)の景気DIは、前月比0.4ポイント減の35.0となり7カ月ぶりに悪化した。新型コロナウイルス感染症の再拡大にともない観光支援の各種施策が全国的に一時停止したことなどが悪材料となり、持ち直しの傾向がストップした。さらに、冬季賞与の減額や一部地域での休業・営業時間短縮などで、個人消費の落ち込みがみられた。本レポートでは、全国47都道府県を130の圏域に分割し、特に景気DIが高い圏域や「1年後」の先行き見通しDIの動向について捉えた。


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