建設業の景気動向(2)

建設業の景況感は持ち直しの動きが一服
~ 新型コロナの影響が大きい業種では業態転換の動きも ~

【要約】

  1. 『建設』の景気DIは、2020年6月以降6カ月連続でプラスと持ち直しの動きが続いていたが、2020年12月、2021年1月と2カ月連続での悪化となった。業種細分類別の景気DIでも多くの業種で持ち直しの動きが一服した。特に、ホテルやオフィス建設需要の減退が影響しているとみられる鉄骨工事や、商業施設および飲食店などの設備投資意欲の低下がマイナス材料である内装工事などの業種で、持ち直しの動きに弱さがみられる。
  2. 『建設』において、新型コロナウイルスにより業績に『マイナスの影響がある』と見込む企業の割合が高い業種では、新型コロナウイルスを機にして『業態転換の予定がある』割合も高い傾向がみられた。業態転換により、建設業の業界内において異業種への参入が活発になり、より企業間の受注競争が激化する可能性が示唆される。

『建設』の業種細分類別景気DI(2020年1月から2021年1月)

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