TDB圏域別景気DI(2021年2月)

8割近くの圏域で1月から景況感が改善
~ 緊急事態宣言地域では、主力産業により景況感に差 ~

TDB景気動向調査(2021年2月)の景気DIは、前月比1.9ポイント増の35.8となり2カ月ぶりに改善となった。緊急事態宣言が10都府県で延長されたなか、日経平均株価が30年半ぶりに3万円台へ上昇したほか、輸出用の機械関連や半導体、電子部品などの生産拡大もあり、景況感は押し上げられた。また、年度末需要に向けた動きが徐々に表れてきたこともプラス要因となった。本レポートでは、全国47都道府県を130の圏域に分割し、特に景気DIが高い圏域や緊急事態宣言の対象となった圏域の動向について捉えた。


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