TDB圏域別景気DI(2021年5月)

4月から7割の圏域で景況感が悪化
~ 同一県内の圏域であっても景況感に濃淡が表れる ~

TDB景気動向調査(2021年5月)の景気DIは、前月比0.8ポイント減の37.5となり4カ月ぶりに悪化した。休業や営業時間の短縮などが個人消費の下押し要因となったほか、燃料価格の上昇がコスト負担を高めた。他方、海外経済の回復で輸出が大きく増加したことに加え、自宅内消費の拡大がプラス材料となるなど、企業の景況感は「K字型回復」の傾向が一段と強まった。本レポートでは、全国47都道府県を130の圏域に分割し、圏域別の景気DIや長野県内の4つの圏域に焦点を当てて動向を捉えた。

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